19世紀末期に織られたと思われるアンティークのコーカサス絨毯です。☆ご注意いただきたいこと☆買い手を選ぶ絨毯です！「骨董品」として、このコンディションを許容してくださる方以外にはおすすめできません。敷いて使うことは可能ですが、負荷の軽い場所でお願いします。掃除機はかけず、ベランダなどで埃をはらうようにすれば、少しでも痛みにくいと思います。大体の大きさは 125cm×235cm ですが、手織のため完全な長方形ではありません。本体部分の経糸・横糸・パイル糸はすべて羊毛で、後付けのフリンジ部分はコットンです。写真2枚目に写る派手なオレンジ色以外は天然染料だと思われます。「難あり」ですのでこのお値段に設定しましたが、状態の良いものは100万円でもおかしくないレアな絨毯です。この絨毯はeBayで8万円ほどで購入し、実際の使用はせず、時たま鑑賞していました。アンティークのコーカサス絨毯は、日本であまり知られていませんが、デザインの斬新さや艶のある羊毛などにより、欧米の絨毯コレクターの間では高く評価されています。こちらのインパクトのあるデザインは"Chelaberd" 、あるいは"suberst" "eagle Kazak" と呼ばれることもあり、アンティーク絨毯の本でよく紹介されます。状態はご覧のとおり、パイルがはげている部分も多く、両脇のセルベッジ部分がリペアされ、上下のフリンジは後付けのコットンです。本体部分の修理も散見されます。しかしボーダー部分は艶のある柔らかいウールが残っており、最初の美しい姿を彷彿とさせます。しつこいですが、このコンディションをご了承いただける方のみご購入ください。どうぞよろしくお願いします。#アンティーク絨毯#ビレッジラグ#部族絨毯#トライバルラグ#キリム#骨董