ビングオーグレンダールは19世紀中頃に当時、絶大な人気を誇っていたロイヤルコペンハーゲンの対抗馬として、商人のマイヤー・ヘルマン・ビングとジェイコブ・ヘルマン・ビング兄弟とアーティストのフレデリック·ヴィルヘルム・グレンダールによって設立されたデンマークの陶磁器メーカーです。rr ビングオーグレンダールのロゴはコペンハーゲン市の紋章をイメージしたもので、先に創業していたロイヤルコペンハーゲンを超える事を目標としていました。rそのため、ピエトロ・クローン、ダール・イェンセンなどの著名なアーティストを招いてデザイン力に磨きをかけてきました。r r こうしてビングオーグレンダールは彫像的なものを、ロイヤルコペンハーゲンは絵画的なものを制作する事に力を入れており、第二次世界大戦後はアメリカを中心にビングオーグレンダールのフィギュリンの人気が高まりました。rその後、ビングオーグレンダールはロイヤルコペンハーゲンと合併する事が決まり、合併してからも一部の製品は現在でもロイヤルコペンハーゲンで制作・販売が行われており、クリスマスプレートだけはビングオーグレンダールとロイヤルコペンハーゲンそれぞれで毎年発表し続けています。rrrお皿の状態rr1)写真と実物にほとんど違いはありません。rr2)蛍光灯を当て詳しく見ましたが、傷らしき傷は見つからず今から110年前の作品としては、奇跡的に綺麗な状態だと思います。rr3)残念ながらこの年代に見られる陶器制作時の不具合が見受けられました。1箇所は左に立っている塔の3段目左側に1mm弱の釉薬抜けがあり白いスポット状になっています。2箇所目は4時方向建物の出口付近に焼き上げる前に何かに当たって少し歪んだまま焼き上がっている箇所がありました。rrr# ロイヤルコペンハーゲンイヤープレート